「一宮整骨院~Seri~」で痛みや不調を根本改善

「起立性調節障害の治し方を知りたい」——そう検索してこのページにたどり着いた保護者の方は、少なくないのではないでしょうか。朝どうしても起きられない、顔色が悪い、学校を休みがちになってきた。そんなお子さんの姿を見ていると、一日でも早く元の生活に戻してあげたいと願うのは自然なことです。

ただ、先にお伝えしておきたいことがあります。起立性調節障害の診断や治療は、小児科をはじめとする医師の領域です。この記事は、その大前提のうえで、家庭でできる工夫や体づくりの考え方を整理したものであり、特定の方法で必ず良くなることを保証するものではありません。まずは全体像を知りたい方は、起立性調節障害とは何かをまとめた記事もあわせてご覧ください。

「治し方」を考える前に知っておきたい大前提

起立性調節障害は、起立に伴う血圧や心拍の調整がうまく働かなくなることで、立ちくらみや朝の起床困難、倦怠感などが生じる体の状態と考えられています。自律神経(体温や心拍、血圧などを無意識に調整している神経)が関わる機能性の疾患とされ、本人の気持ちややる気の問題ではないという点は、まず親御さん自身が理解しておきたいところです。

診断には、血液検査や心電図などで他の病気の可能性を除外することに加え、新起立試験(横になった状態から起立し、血圧の回復や心拍数を調べる検査)によるタイプの判定が必要とされています。いずれも医療機関でしか行えない専門的な判断です。「この方法で治るはずだ」と家庭だけで決めつけず、まず小児科などの医療機関を受診することが出発点になります。

学会の解説では、治療の目標を「症状をゼロにすること」ではなく「体調を整えながら、それに合わせた活動ができるようになること」に置く考え方が示されています。適切な対応を継続することで、高校卒業の頃には日常生活に支障をきたすことが少なくなる例が多いと報告されている一方、経過には個人差があり時間を要する場合もあるとされています。「すぐに治る」という考え方ではなく、長い目で向き合っていく姿勢が大切だと言えそうです。

家庭でできる工夫の3本柱

医療機関での方針決定を前提としたうえで、家庭の生活の中で取り入れられる工夫として、大きく3つの柱がよく紹介されています。

水分と塩分の摂り方

学会の解説論文では、水分は1日1.5〜2リットル程度、塩分は1日10〜12グラム程度を目安にすることが紹介されています。循環している血液の量を保ちやすくするための工夫とされ、味噌汁やスープ、経口補水液などを活用しながら、こまめに摂ることが勧められています。ただし塩分は持病や体質によって配慮が必要な場合もあるため、量の調整は主治医の指示を優先してください。食事全体の工夫については、食事・水分・塩分についてまとめた記事で詳しくご紹介しています。

生活リズムを整える工夫

起立性調節障害では、症状が午前中に強く出て午後には和らぐという日内変動が見られることが多いとされています。この波を踏まえて、就寝時刻や起床の工夫、日中に長時間横にならないようにする、朝は少しでも光を取り込むといった、生活リズム全体を整える視点が家庭では大切になります。

軽い運動を続ける工夫

体を動かす習慣が急激に減ると、筋力の低下や自律神経の働きの悪化につながることがあると考えられています。そのため、体調が安定している時間帯を選んで、座った姿勢や横になった姿勢から少しずつ体を動かし始めるなど、無理のない範囲での運動の継続が勧められています。急に立ち上がる動作や、暑い環境での激しい運動は症状を悪化させることがあるとされているため、段階を踏むことが大切です。具体的な進め方は、運動とセルフケアについての記事にまとめています。

薬物療法の位置づけ

起立性調節障害の治療でまず重視されるのは、本人と周囲が病気について理解を深めることと、ここまでご紹介したような生活の工夫(非薬物療法)だとされています。そのうえで、症状が中等症以上であったり、生活の工夫だけでは改善が乏しかったりする場合には、医師の判断で薬物療法が検討されることがあります。

薬の種類や量、服用のタイミングはお子さんの状態によって異なり、すべて医師の専門的な判断に基づくものです。整骨院という立場から、特定の薬剤の効能や用量について踏み込んだご案内はできません。「薬に頼らずになんとかしたい」というお気持ちの保護者の方も多いと思いますが、自己判断で服薬を中断することは避け、疑問があれば主治医に相談することが大切です。薬との向き合い方は、薬に頼りたくない親御さんに向けた記事でも触れています。

学校・生活環境の調整

家庭内の工夫だけでなく、学校との連携も改善に向けた大切な要素の一つとされています。学会の解説でも、重症度に応じて学校へ状態を説明し、診断書を提出するなどの連携が治療の一環として位置づけられています。遅刻や欠席への理解、体育や行事での配慮など、学校側の協力を得られると、お子さんの心理的な負担も軽くなりやすいと考えられます。

症状の背景に周囲の無理解があると、本人が孤立感を深め、症状の悪化や長期の欠席につながることがあると指摘されています。「怠けているのではない」ということを家族や学校が共有できているかは、生活環境を整えるうえで見過ごせない視点です。

体づくりのサポートという併用の考え方

ここまで見てきたように、起立性調節障害への向き合い方は、医療機関での診断・治療を土台として、生活の工夫を積み重ねていくものです。整骨院・整体でできることは、この土台づくりを体のコンディションという面からサポートすることだと考えています。「治し方」を一つの方法に絞り込むよりも、医療機関でのケアと日々の体づくりを並行して積み重ねていく発想が、着実な道につながりやすいのではないでしょうか。

一宮整骨院〜Seri〜の「KIRIN整体」という考え方

「治し方」を考えるとき、当院では、不調のサインだけを追うのではなく、体が本来のリズムを取り戻しやすい土台を全身から整えるという考え方を大切にしています。これを「KIRIN整体」と呼び、次の4つの視点と医療機関との併用でサポートを行っています。なお、起立性調節障害の診断や治療は医療機関(小児科)の領域であり、当院がこれを治療するものではありません。

関節と筋膜を整える

姿勢を支える関節の動きと、体を包む筋膜(体を包む薄い膜のようなもの)のなめらかな滑りは、セットで働いています。長時間の同じ姿勢や体の使い方のクセで生じるこわばりを整え、無理のない姿勢を保ちやすい体をサポートします。

神経の通り道を整える

神経が周囲の組織にひっかかり巡りが落ちると、体の調整がうまく働きにくくなると考えられています。神経の滑り道をゆるめる視点からサポートします。

姿勢と全身のつながりを整える

猫背や巻き肩など姿勢の崩れは、呼吸の浅さや巡りの滞りにつながることがあります。背骨や骨盤、肩甲骨まわりのバランスを全身のつながりから整えるサポートを行います。

呼吸と巡り、自律神経のバランスを整える

浅い呼吸や巡りの滞りは、体の回復力や自律神経(体温・心拍・血圧などを無意識に調整している神経)のバランスに影響すると考えられています。横隔膜(呼吸を助ける、肋骨の下にある筋肉)の動きや呼吸、血流を整え、体が休まりやすい土台づくりをサポートします。なお、これは呼吸や巡りのコンディショニングを目的としたものであり、病気を治療するものではありません。

医療機関との併用

起立性調節障害の診断・治療・お薬の判断は、小児科をはじめとする医師の領域です。当院では、まず医療機関で状態を確認していただいたうえで、日々のケアと体づくりをサポートする、医療機関との併用というスタンスを大切にしています。整体そのものの立場や考え方については、一宮整骨院〜Seri〜の整体についての記事でも詳しくご説明しています。

まとめ

起立性調節障害の「治し方」は、医療機関での診断・治療を土台に、水分・塩分・生活リズム・軽い運動といった家庭での工夫を積み重ねていくものだと考えられています。改善には個人差があり時間がかかることもありますが、焦らず医療機関と相談しながら進めていくことが大切です。気になる症状があるときは、まず小児科など医療機関にご相談ください。

起立性調節障害のお子さんへの向き合い方に悩まれたときは、まず医療機関にご相談ください。そのうえで、体の土台づくりのサポートをお考えでしたら、一宮市周辺で起立性調節障害のお子さんの体づくりについて、一宮整骨院〜Seri〜にお気軽にご相談ください。

一宮整骨院〜Seri〜

所在地: 愛知県一宮市(名鉄尾西線・苅安賀駅)

電話: 058-652-4101

ご予約: https://ichinomiyaseitaiin.com/contact

「一宮整骨院~Seri~」で痛みや不調を根本改善 PAGETOP