「一宮整骨院~Seri~」で痛みや不調を根本改善

お子さんが起立性調節障害(OD。立ち上がったときに血圧や心拍数がうまく調整できず、立ちくらみや朝の起床困難などが起こる状態と考えられています)と診断され、医師から薬の話が出たとき、「できることなら薬に頼らずに乗り越えさせてあげたい」と感じる保護者の方は少なくありません。成長期の子どもに薬を飲ませることへの迷いは、自然な親心だと思います。

一方で、薬をやめたい・減らしたいという気持ちだけで自己判断してしまうと、かえって体調が不安定になることもあると考えられています。この記事では、起立性調節障害の薬物療法がどう位置づけられているのかを確認したうえで、薬以外に家庭でできる工夫と、医療機関と併用しながら体づくりをサポートするという考え方についてお伝えします。起立性調節障害の全体像については、起立性調節障害とはでも詳しくまとめていますので、あわせてご覧ください。

起立性調節障害によるお子さんの不調を、「動き」と「全身のつながり」から考える

起立性調節障害は自律神経の働きに関わる医師の診断領域であり、立ちくらみやめまいが続く場合はまず小児科など医療機関を受診し、診断を受けることを最優先にしていただきたいと考えます。当院ではあくまで生活のコンディショニングとして、頸部や胸郭まわりの関節の副運動や筋膜(ファシア)の滑走性の乱れを確認し、呼吸に伴う体の反応を引き出すお手伝いができればと考えています。

姿勢循環整体の視点では、猫背気味の姿勢や浅い呼吸が全身の血流やリンパの循環に影響し、自律神経への負担につながっている可能性があるととらえます。局所はFJA、全身の姿勢と循環を整える環境づくりは姿勢循環整体という役割分担で、お子さん自身の自然治癒力が発揮されやすい状態づくりをサポートしています。

なお本セクションは医学的な診断や治療、効果を保証するものではなく、症状が強い場合や長引く場合は速やかに医療機関にご相談ください。

起立性調節障害の薬物療法とは

起立性調節障害の治療でまず基本とされているのは、水分・塩分の摂り方や生活リズムの調整といった非薬物療法(薬を使わない工夫)だと考えられています。そのうえで、症状が中等症以上であったり、非薬物療法だけでは改善が乏しかったりする場合に、医師の判断で薬物療法が検討されることがあるとされています。

代表的な薬としては、末梢の血管を収縮させて血圧を維持する働きを持つ薬が第一選択として紹介されることが多いとされていますが、どの薬をどのくらいの量・期間使うかは、お子さんの症状やタイプ、体格などを踏まえて医師が総合的に判断するものです。具体的な薬の名前や量については、この記事では踏み込みません。処方や服薬の調整は、必ずかかりつけの小児科医にご相談ください。

「薬に頼りたくない」という気持ちに寄り添う

「まだ小さいのに薬を飲ませて大丈夫だろうか」「できれば体の力で乗り越えてほしい」という気持ちは、多くの保護者の方が抱くものです。起立性調節障害は、本人の意思や気力の問題ではなく、自律神経(体温・心拍・血圧などを無意識に調整している神経)による体の調整機能がうまく働きにくくなっている状態だと考えられています。「気合いで治す」も「薬さえ飲めば解決する」も、どちらも少し違うと言えそうです。

薬を使うかどうか、どのくらいの期間使うかは、お子さん一人ひとりの症状の重さや経過によって異なります。薬に頼りたくないという気持ち自体は自然なものですが、その判断を保護者だけで下すのではなく、まずは主治医に率直に伝えることが、お子さんにとっても安心につながりやすいと考えられています。

薬以外に家庭でできること

薬を使う・使わないにかかわらず、家庭でできる非薬物療法は、起立性調節障害への向き合い方の土台になるとされています。代表的なものを挙げます。

  • 水分: 1日あたり1.5〜2リットル程度を目安に、こまめに摂る工夫が紹介されています(体格や医師の指示によって目安は変わります)。
  • 塩分: 1日10〜12グラム程度を目安とする情報がありますが、摂りすぎにも注意が必要とされ、必ずお子さんの状態に応じて医師に相談してください。
  • 起立時の工夫: 急に立ち上がらず、30秒ほどかけてゆっくり、頭を下げながら起き上がると、脳への血流の急な低下を防ぎやすいとされています。
  • 日中の過ごし方: できるだけ日中に横にならず、長時間立つときは足を組んだり動かしたりして下半身の血液の巡りを助ける工夫が紹介されています。
  • 軽い運動: 毎日30分程度の歩行など、無理のない範囲での運動の継続が、体力低下や自律神経機能の悪化を防ぐ観点から勧められています。激しい運動や炎天下での運動は控え、体調が安定した時間帯から段階的に取り入れることが大切だとされています。運動やセルフケアの具体的な進め方は、起立性調節障害の運動・セルフケアで詳しく紹介しています。

これらはいずれも、薬の代わりというよりも、薬を使う場合にも使わない場合にも共通して大切にしたい生活の土台と言えます。起立性調節障害全体の向き合い方や改善に向けた考え方は、起立性調節障害の治し方にも整理していますので、あわせて参考にしてください。

自己判断で薬をやめない大切さ

薬に頼りたくないという思いが強いあまり、医師に相談せずに自己判断で薬を減らしたり、途中でやめてしまったりすることは避けていただきたいポイントです。症状は日によって波があり、少し良くなったからといって体の調整機能そのものが安定したとは限らないと考えられています。自己判断での中断は、症状の再燃や体調管理の難しさにつながることもあるとされています。

薬を減らしたい、やめたいという気持ちがあるときこそ、その思いを主治医に率直に伝えることが大切です。医師は生活リズムの様子も踏まえて、薬の量や続け方を見直してくれます。保護者だけで抱え込まず、医療機関を窓口にケアを組み立てていくことが、お子さんにとっても安心できる形だと考えられています。

併用という考え方

「薬に頼らない」を目指すというより、「医療機関での治療を基本にしながら、家庭での生活の工夫や体づくりを併せて行う」という併用の視点が、起立性調節障害との向き合い方としては現実的だと考えられています。薬物療法・非薬物療法・生活環境の調整はそれぞれ役割が異なり、どれか一つで完結するものではありません。

整骨院でのサポートも、この併用という考え方の中に位置づけられるものです。整体が担えるのは、あくまで自律神経が働きやすい姿勢や呼吸、巡りといった体のコンディションを整えるお手伝いであり、起立性調節障害そのものの診断や治療ではありません。整体でどこまでサポートできるのか、できないことは何かについては、起立性調節障害は整体で改善する?で詳しくお伝えしています。

一宮整骨院〜Seri〜の「KIRIN整体」という考え方

薬に頼りたくないという気持ちに寄り添いながらも、当院では、不調のサインだけを追うのではなく、体が本来のリズムを取り戻しやすい土台を全身から整えるという考え方を大切にしています。これを「KIRIN整体」と呼び、次の4つの視点と医療機関との併用でサポートを行っています。なお、起立性調節障害の診断や治療は医療機関(小児科)の領域であり、当院がこれを治療するものではありません。

関節と筋膜を整える

姿勢を支える関節の動きと、体を包む筋膜(体を包む薄い膜のようなもの)のなめらかな滑りは、セットで働いています。長時間の同じ姿勢や体の使い方のクセで生じるこわばりを整え、無理のない姿勢を保ちやすい体をサポートします。

神経の通り道を整える

神経が周囲の組織にひっかかり巡りが落ちると、体の調整がうまく働きにくくなると考えられています。神経の滑り道をゆるめる視点からサポートします。

姿勢と全身のつながりを整える

猫背や巻き肩など姿勢の崩れは、呼吸の浅さや巡りの滞りにつながることがあります。背骨や骨盤、肩甲骨まわりのバランスを全身のつながりから整えるサポートを行います。

呼吸と巡り、自律神経のバランスを整える

浅い呼吸や巡りの滞りは、体の回復力や自律神経(体温・心拍・血圧などを無意識に調整している神経)のバランスに影響すると考えられています。横隔膜(呼吸を助ける、肋骨の下にある筋肉)の動きや呼吸、血流を整え、体が休まりやすい土台づくりをサポートします。なお、これは呼吸や巡りのコンディショニングを目的としたものであり、病気を治療するものではありません。

医療機関との併用

起立性調節障害の診断・治療・お薬の判断は、小児科をはじめとする医師の領域です。当院では、まず医療機関で状態を確認していただいたうえで、日々のケアと体づくりをサポートする、医療機関との併用というスタンスを大切にしています。

まとめ

起立性調節障害の薬物療法は、非薬物療法を基本としたうえで医師が必要に応じて検討するものであり、薬に頼りたくないという気持ち自体は自然なものですが、その判断を自己流で進めることは避けたいところです。水分・塩分・起立の仕方・軽い運動といった生活の工夫を続けながら、薬の量や続け方については必ず主治医とよく相談してください。気になる症状や薬についての迷いがあるときは、まず医療機関にご相談いただくことが大切です。

起立性調節障害のお子さんへの向き合い方に悩まれたときは、まず医療機関にご相談ください。そのうえで、体の土台づくりのサポートをお考えでしたら、一宮市周辺で起立性調節障害のお子さんの体づくりについて、一宮整骨院〜Seri〜にお気軽にご相談ください。

一宮整骨院〜Seri〜

所在地: 愛知県一宮市(名鉄尾西線・苅安賀駅)

電話: 058-652-4101

ご予約: https://ichinomiyaseitaiin.com/contact

一宮整骨院〜Seri〜の施術について

一宮整骨院〜Seri〜は、KIRIN整体グループ共通の施術教育に基づき、2つのアプローチを組み合わせて施術を行っています。

  • FJA理論(筋膜・関節アプローチ):痛みの出ている部分の関節に起きている「動きの小さなエラー」と、筋肉・筋膜の滑らかさ(滑走性)に着目し、局所の動きを整えるアプローチです。
  • 姿勢循環整体:体を一つのつながりとして捉え、姿勢と血流などの「循環」を整えることで、体が本来持っている回復に向かう力を引き出すことを目指す全身のアプローチです。

「痛い場所」への局所的な施術と、その背景にある姿勢や全身のバランスへの施術を組み合わせ、お一人おひとりの状態に合わせて行うのが当院の特徴です。

一宮整骨院〜Seri〜(愛知県一宮市・苅安賀駅 徒歩8分)では、起立性調節障害による不調でお悩みの方のご相談を受け付けています。「この痛みはどうしたらいいの?」という段階のご質問でも構いません。

三ツ村 崚聖

この記事の執筆・監修

三ツ村 崚聖(みつむら りょうせい)

KIRIN整体グループ 代表|きりん接骨院 名駅院 院長

柔道整復師(国家資格)|FJA東海地区講師|臨床歴20年以上・延べ11万回以上

姿勢循環整体・自律神経整体を軸に、検査で異常が出ない不調や成長期のスポーツ障害に向き合う。

詳しいプロフィール →

よくある質問(FAQ)

Q. 起立性調節障害は、薬を使わずに過ごすことはできますか?

A. 薬を使うかどうかは、症状の程度や体質を踏まえて医師が判断します。自己判断で服薬を中止したり減らしたりするのは避けてください。生活習慣の見直しは、医師の方針と並行して取り組める大切な土台になります。迷う点は遠慮なく医師に伝え、納得して進めましょう。

Q. 薬以外に、家庭で取り組めることはありますか?

A. 水分や塩分を医師の指示の範囲でとる、急に立ち上がらない、日中に体を動かす、睡眠のリズムを整えるといった工夫があります。体調に合わせて無理のない範囲で続けることが大切です。気になる症状は医師に伝えましょう。

Q. 整骨院で薬の相談や、薬の代わりになるケアはできますか?

A. 当院は柔道整復師であり医師ではないため、診断や投薬、薬についてのご相談はお受けできません。当院では姿勢や呼吸、体の巡りを整えるコンディショニングと生活相談が中心で、医療の代わりにはなりません。薬の使い方や中止の判断は、医師や薬剤師にご相談ください。

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