「一宮整骨院~Seri~」で痛みや不調を根本改善

朝起きられない、立ちくらみがする、食欲がわかない――起立性調節障害(OD: 起立時の血圧や心拍の調整がうまく働きにくくなる状態と考えられています)のあるお子さんを見ていると、「せめて食事だけでも何かできることはないだろうか」と考える保護者の方は少なくありません。

結論からお伝えすると、水分と塩分の摂り方には、学会の解説論文でも触れられている目安があります。ただし、これはあくまで生活の工夫であり、診断や治療、具体的な制限の指示は医師(小児科)の領域です。この記事では、家庭で無理なく取り入れられる食事の工夫と、その考え方の背景をご紹介します。起立性調節障害そのものについては、起立性調節障害とは何かにまとめていますので、あわせてご覧ください。

水分の目安

起立性調節障害の解説では、1日あたり1.5〜2リットル程度の水分摂取が目安として紹介されることが多くあります。体重によって「体重30kgでおよそ1,500ml、40kgでおよそ2,000ml」といった示し方をする医療機関もあり、情報源によって表現には幅があります。

これは、循環している血液の量を保ちやすくすることで、起立したときの血圧の低下をゆるやかにする狙いがあると考えられています。とはいえ、一度に大量に飲むのではなく、食事の際や合間にこまめに分けて摂る方が続けやすいという工夫も紹介されています。腎臓の疾患やその他の持病がある場合は水分量の考え方が変わることもありますので、具体的な目標量は必ず主治医に確認してください。

塩分の考え方

水分とあわせて、1日10〜12g程度の塩分摂取を目安とする記載が学会の解説論文にみられます。血液の中の塩分(ナトリウム)は水分を体にとどめておく働きに関わっており、水分摂取とセットで意識されることが多い項目です。

一方で、「普段の食事に2〜3gほど追加する」という増やし方を紹介している情報源もあり、絶対量として示す考え方と、増分として示す考え方が混在しています。塩分は摂りすぎれば別の負担につながることもありますので、味噌汁やスープ、梅干し、経口補水液などを活用しつつ、量については必ず医療機関に相談しながら調整していただくことをおすすめします。塩分・水分ともに、「多ければ多いほど良い」というものではない点にご注意ください。

朝食を大切にしたいと言われる理由

起立性調節障害のあるお子さんは、症状が午前中に強く出やすく、食欲がわかない、朝食を食べる時間や気力がないという状態になりがちです。それでも、毎日ほぼ同じ時間に食事をとることは、体内のリズムを整えるうえで大切にされている工夫のひとつです。

無理に量を食べさせようとすると、かえって負担になってしまうこともあります。まずは一口でも口にできるもの、水分と一緒に摂れるものから始めて、少しずつ習慣にしていくくらいの気持ちで向き合うとよいと考えられています。生活リズム全体の整え方については、家庭でできるセルフケアでも触れていますので、参考にしてください。

手軽に取り入れられるメニューの工夫

食欲がわきにくい朝でも取り入れやすい工夫として、次のようなものが紹介されています。

  • 味噌汁やスープなど、水分と塩分を同時に摂れる汁物
  • 経口補水液やスポーツドリンクを、食事に加えて活用する
  • 梅干しやおにぎりなど、少量でも食べやすいもの
  • 一度に多く摂ろうとせず、朝・昼・夕やその合間に分けて摂る
  • 冷たい飲み物より、常温や温かい汁物の方が飲みやすいと感じるお子さんもいる

これらはあくまで「取り入れやすさ」の工夫であり、特定の食品がODの症状そのものを改善させると保証するものではありません。お子さんの好みや体調に合わせて、無理のない範囲で試していただくものとお考えください。

避けたい習慣

反対に、注意したい習慣としては次のようなものが挙げられます。

  • 食欲がないからと、水分・塩分ともに摂らないまま長時間過ごす
  • 症状がつらいときに、無理に普段通りの量を食べさせようとする
  • 冷たい飲み物やカフェインを含む飲料ばかりに偏る
  • 「食べないのは甘え」と捉えて叱ってしまう

起立性調節障害は本人の気持ちの持ちようだけで起きているものではないと考えられており、食欲不振も症状のひとつとして受け止めることが大切です。この点は起立性調節障害の治し方でも詳しく触れています。

量や制限は主治医の指示が優先です

ここまでご紹介した水分・塩分の目安は、あくまで学会の解説論文などで紹介されている一般的な情報です。実際にお子さんに必要な量は、体格や症状の重さ、他の持病の有無などによって異なります。腎臓や心臓に持病がある場合、塩分・水分の制限の考え方がまったく異なることもあります。

「うちの子はどのくらいが適切か」という具体的な判断は、必ず小児科などの主治医に確認してください。食事の工夫は、医師の診断・治療を土台としたうえでの補助的なものとお考えいただくのが安全です。

一宮整骨院〜Seri〜の「KIRIN整体」という考え方

食事や水分・塩分の工夫は生活の土台のひとつですが、当院では、それだけでなく体そのものが本来のリズムを取り戻しやすい状態を全身から整えるという考え方も大切にしています。これを「KIRIN整体」と呼び、次の4つの視点と医療機関との併用でサポートを行っています。なお、起立性調節障害の診断や治療は医療機関(小児科)の領域であり、当院がこれを治療するものではありません。

関節と筋膜を整える

姿勢を支える関節の動きと、体を包む筋膜(体を包む薄い膜のようなもの)のなめらかな滑りは、セットで働いています。長時間の同じ姿勢や体の使い方のクセで生じるこわばりを整え、無理のない姿勢を保ちやすい体をサポートします。

神経の通り道を整える

神経が周囲の組織にひっかかり巡りが落ちると、体の調整がうまく働きにくくなると考えられています。神経の滑り道をゆるめる視点からサポートします。

姿勢と全身のつながりを整える

猫背や巻き肩など姿勢の崩れは、呼吸の浅さや巡りの滞りにつながることがあります。背骨や骨盤、肩甲骨まわりのバランスを全身のつながりから整えるサポートを行います。

呼吸と巡り、自律神経のバランスを整える

浅い呼吸や巡りの滞りは、体の回復力や自律神経(体温・心拍・血圧などを無意識に調整している神経)のバランスに影響すると考えられています。横隔膜(呼吸を助ける、肋骨の下にある筋肉)の動きや呼吸、血流を整え、体が休まりやすい土台づくりをサポートします。なお、これは呼吸や巡りのコンディショニングを目的としたものであり、病気を治療するものではありません。

医療機関との併用

起立性調節障害の診断・治療・お薬の判断は、小児科をはじめとする医師の領域です。当院では、まず医療機関で状態を確認していただいたうえで、日々のケアと体づくりをサポートする、医療機関との併用というスタンスを大切にしています。

まとめ

起立性調節障害のあるお子さんの食事では、水分1.5〜2リットル、塩分10〜12g程度を目安とする考え方が学会の解説論文で紹介されていますが、これはあくまで一般的な目安であり、実際の必要量は主治医の判断によります。無理に量を求めず、こまめな水分・塩分補給と規則正しい食事のリズムを、できる範囲で続けていくことが大切だと考えられています。気になる症状がある場合は、まず医療機関にご相談ください。

起立性調節障害のお子さんへの向き合い方に悩まれたときは、まず医療機関にご相談ください。そのうえで、体の土台づくりのサポートをお考えでしたら、一宮市周辺で起立性調節障害のお子さんの体づくりについて、一宮整骨院〜Seri〜にお気軽にご相談ください。

一宮整骨院〜Seri〜

所在地: 愛知県一宮市(名鉄尾西線・苅安賀駅)

電話: 058-652-4101

ご予約: https://ichinomiyaseitaiin.com/contact

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