「一宮整骨院~Seri~」で痛みや不調を根本改善

朝、なかなか起きられないわが子を見て、「甘えているのでは」「もっと厳しく接するべきでは」と悩む保護者の方は少なくありません。起立性調節障害(起立に伴う血圧や心拍の調整がうまく働きにくくなる、自律神経(体温や心拍、血圧などを無意識に調整している神経)が関わる不調と考えられている疾患)のお子さんに対しては、良かれと思ってとった対応が、かえって症状や気持ちの負担を強めてしまうことがあります。起立性調節障害そのものについてまだ詳しくご存じない方は、起立性調節障害とは何かについてまとめた記事もあわせてご覧ください。

この記事では、起立性調節障害のお子さんへの対応で避けたい7つのNG行動と、その代わりに大切にしたい関わり方の考え方をご紹介します。診断や治療は医師(小児科)の領域であり、この記事はあくまで医療機関への受診を前提としたうえでの、家庭での関わり方のヒントとしてお読みください。

起立性調節障害によるお子さんの不調を、「動き」と「全身のつながり」から考える

起立性調節障害は自律神経の働きに関わる医師の診断領域であり、立ちくらみやめまいが続く場合はまず小児科など医療機関を受診し、診断を受けることを最優先にしていただきたいと考えます。当院ではあくまで生活のコンディショニングとして、頸部や胸郭まわりの関節の副運動や筋膜(ファシア)の滑走性の乱れを確認し、呼吸に伴う体の反応を引き出すお手伝いができればと考えています。

姿勢循環整体の視点では、猫背気味の姿勢や浅い呼吸が全身の血流やリンパの循環に影響し、自律神経への負担につながっている可能性があるととらえます。局所はFJA、全身の姿勢と循環を整える環境づくりは姿勢循環整体という役割分担で、お子さん自身の自然治癒力が発揮されやすい状態づくりをサポートしています。

なお本セクションは医学的な診断や治療、効果を保証するものではなく、症状が強い場合や長引く場合は速やかに医療機関にご相談ください。

NG①無理に叩き起こす

起立性調節障害では、起立時に血圧や心拍をうまく調整できず、朝の時間帯に症状が強く出やすいと考えられています。無理に体を起こしたり、布団を剥がしたりすると、立ちくらみや動悸、強い倦怠感を招きやすく、本人にとってはつらい体験になりがちです。朝の起こし方の工夫でご紹介しているように、時間をかけてゆっくり起き上がる、頭を最後に上げるといった配慮が有効とされています。まずは「起きられないこと」自体を責めず、体の状態として受け止めることが第一歩です。

NG②「怠けている」「甘えている」と責める

起立性調節障害は、本人の意思や気力の問題ではなく、自律神経による体の調整がうまく働かないために起こると考えられています。周囲から怠けや仮病と見なされることで本人が孤立し、気持ちの面でさらに負担が大きくなってしまう場合があると指摘されています。「甘えではない」と伝えることは、お子さんの安心につながる大切な関わり方です。

NG③朝食抜き・水分や塩分不足を放置する

朝起きられないからと朝食を抜く生活が続くと、体づくりの土台となる栄養や水分が不足しがちになります。水分は1日1.5〜2リットル程度、塩分は10〜12g程度を目安とする紹介がありますが、これは学会の解説論文に基づく一つの目安であり、実際に必要な量は年齢や体格、症状の程度によって異なり、詳細は主治医の指示によります。自己判断で極端に増減させず、まずは無理のない範囲から少しずつ整えていくことが大切です。

NG④昼夜逆転の生活リズムを放置する

起立性調節障害では、夜になっても交感神経が優位なままで眠くなりにくく、結果として夜更かし・朝寝坊のリズムに傾きやすい場合があると考えられています。「夜は元気なのだから怠けているだけ」と捉えるのではなく、自律神経の働き方の特性として理解したうえで、日中はできるだけ横にならない、朝は日の光を取り入れるといった工夫を、無理のない範囲で少しずつ重ねていくことが望ましいとされています。

NG⑤自己流で激しい運動をさせる、または運動を完全にやめさせる

「体力をつけさせなければ」と急に激しい運動をさせたり、逆に「無理はさせられない」とすべての運動をやめさせたりするのは、どちらも体への負担につながることがあります。激しい運動や高温多湿の環境、長時間立ちっぱなしになる場面は症状を悪化させることがある一方、体調が安定している時間帯に軽い散歩程度の運動を少しずつ取り入れることは、筋力や体の巡りを保つうえで役立つと考えられています。運動の再開は自己判断で急がず、医療機関と相談しながら段階的に進めることをおすすめします。

NG⑥親が一人で抱え込む

保護者の方が一人ですべてを背負い込み、「自分の対応が悪いのではないか」と自分を責めてしまうケースも少なくありません。起立性調節障害は、家族の対応だけによって生じるものではないと考えられており、抱え込みすぎず、医療機関や学校、周囲のサポートを頼ることも大切な選択です。親の対応マニュアルでは、日々の接し方に加えて、保護者ご自身の気持ちの整理の仕方についても触れていますので、あわせてご参照ください。

NG⑦受診せず様子見をしすぎる

「そのうち良くなるだろう」と自己判断のまま様子を見続けることも、避けたい対応の一つです。起立性調節障害の診断には、症状の評価や基礎疾患の除外、新起立試験(安静にした状態から起立し、血圧や心拍の変化を測定する検査)といった医学的な判断が必要であり、これらは医師(小児科)の領域です。気になる症状が続く場合は、自己判断で長く様子を見続けず、早めに医療機関へ相談することをおすすめします。

正しい対応の考え方

7つのNGに共通するのは、「体の状態として正しく理解し、責めずに寄り添う」という視点です。起立性調節障害の背景には、自律神経による循環調整の乱れが関わっていると考えられており、根性や気合いだけで解決できるものではないとされています。まずは医療機関で状態を確認していただいたうえで、家庭では生活リズムや水分・塩分、軽い運動といった土台づくりを、無理のない範囲で少しずつ整えていくことが、遠回りに見えて着実な向き合い方だと考えられています。改善までの道のりには個人差があり、時間を要する場合もありますが、焦らず継続する姿勢が大切です。

一宮整骨院〜Seri〜の「KIRIN整体」という考え方

日々の関わり方に加えて、お子さんの体づくりの面からもサポートしたいとお考えになったときのために、当院の考え方もご紹介します。当院では、不調のサインだけを追うのではなく、体が本来のリズムを取り戻しやすい土台を全身から整えるという考え方を大切にしています。これを「KIRIN整体」と呼び、次の4つの視点と医療機関との併用でサポートを行っています。なお、起立性調節障害の診断や治療は医療機関(小児科)の領域であり、当院がこれを治療するものではありません。

関節と筋膜を整える

姿勢を支える関節の動きと、体を包む筋膜(体を包む薄い膜のようなもの)のなめらかな滑りは、セットで働いています。長時間の同じ姿勢や体の使い方のクセで生じるこわばりを整え、無理のない姿勢を保ちやすい体をサポートします。

神経の通り道を整える

神経が周囲の組織にひっかかり巡りが落ちると、体の調整がうまく働きにくくなると考えられています。神経の滑り道をゆるめる視点からサポートします。

姿勢と全身のつながりを整える

猫背や巻き肩など姿勢の崩れは、呼吸の浅さや巡りの滞りにつながることがあります。背骨や骨盤、肩甲骨まわりのバランスを全身のつながりから整えるサポートを行います。

呼吸と巡り、自律神経のバランスを整える

浅い呼吸や巡りの滞りは、体の回復力や自律神経(体温・心拍・血圧などを無意識に調整している神経)のバランスに影響すると考えられています。横隔膜(呼吸を助ける、肋骨の下にある筋肉)の動きや呼吸、血流を整え、体が休まりやすい土台づくりをサポートします。なお、これは呼吸や巡りのコンディショニングを目的としたものであり、病気を治療するものではありません。

医療機関との併用

起立性調節障害の診断・治療・お薬の判断は、小児科をはじめとする医師の領域です。当院では、まず医療機関で状態を確認していただいたうえで、日々のケアと体づくりをサポートする、医療機関との併用というスタンスを大切にしています。整体がどのような形でこの体づくりに関わるのかについては、起立性調節障害と整体の関わり方でも詳しく解説していますので、あわせてご覧ください。

まとめ

起立性調節障害のお子さんへの対応では、無理に起こす、怠けと責める、様子見を続けるといった対応が、かえって症状や気持ちの負担を強めてしまうことがあります。大切なのは、体の状態として理解し、医療機関の診断・治療をベースにしながら、家庭では生活リズムや水分・塩分、軽い運動といった土台づくりを少しずつ整えていくことです。気になる症状が続く場合は、自己判断で様子を見続けず、早めに医療機関にご相談ください。

起立性調節障害のお子さんへの対応に悩まれたときは、まず医療機関にご相談ください。そのうえで、体の土台づくりのサポートをお考えでしたら、一宮市周辺で起立性調節障害のお子さんの体づくりについて、一宮整骨院〜Seri〜にお気軽にご相談ください。

一宮整骨院〜Seri〜

所在地: 愛知県一宮市(名鉄尾西線・苅安賀駅)

電話: 058-652-4101

ご予約: https://ichinomiyaseitaiin.com/contact

一宮整骨院〜Seri〜の施術について

一宮整骨院〜Seri〜は、KIRIN整体グループ共通の施術教育に基づき、2つのアプローチを組み合わせて施術を行っています。

  • FJA理論(筋膜・関節アプローチ):痛みの出ている部分の関節に起きている「動きの小さなエラー」と、筋肉・筋膜の滑らかさ(滑走性)に着目し、局所の動きを整えるアプローチです。
  • 姿勢循環整体:体を一つのつながりとして捉え、姿勢と血流などの「循環」を整えることで、体が本来持っている回復に向かう力を引き出すことを目指す全身のアプローチです。

「痛い場所」への局所的な施術と、その背景にある姿勢や全身のバランスへの施術を組み合わせ、お一人おひとりの状態に合わせて行うのが当院の特徴です。

一宮整骨院〜Seri〜(愛知県一宮市・苅安賀駅 徒歩8分)では、起立性調節障害による不調でお悩みの方のご相談を受け付けています。「この痛みはどうしたらいいの?」という段階のご質問でも構いません。

三ツ村 崚聖

この記事の執筆・監修

三ツ村 崚聖(みつむら りょうせい)

KIRIN整体グループ 代表|きりん接骨院 名駅院 院長

柔道整復師(国家資格)|FJA東海地区講師|臨床歴20年以上・延べ11万回以上

姿勢循環整体・自律神経整体を軸に、検査で異常が出ない不調や成長期のスポーツ障害に向き合う。

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よくある質問(FAQ)

Q. 起立性調節障害の子にやってはいけない対応は何ですか?

A. 「怠けている」と責める、無理に起こす、登校を強く迫るといった対応は、本人を追い詰めやすいため避けたい関わり方です。体の不調として受け止め、まず本人の話を聞くことが大切です。具体的な対応は主治医とも相談してください。

Q. 朝起きられない子を、つい叱ってしまいます。どうすればいいですか?

A. 叱ってしまうのは、心配や焦りの表れでもあります。気づいた時点で「つらいのに言いすぎたね」と声をかけ直すだけでも関係は整います。朝のしんどさは本人の意思だけでは動かせないことがあるため、家族で状況を共有しておくと安心です。

Q. 整骨院で起立性調節障害は診てもらえますか?

A. 当院は柔道整復師であり、医師ではないため、起立性調節障害の診断や治療はできません。まず小児科などの医療機関を受診してください。そのうえで、姿勢や呼吸、巡りを整えるコンディショニングや生活のご相談をお受けすることは可能です。

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