「一宮整骨院~Seri~」で痛みや不調を根本改善

お子さんが「肩が痛い」と言い出したとき、応急的にテーピングを貼ってあげたいと考える保護者の方は少なくないと思います。ドラッグストアやスポーツ用品店でも手軽に手に入るため、野球をしているご家庭では常備しているという方も多いのではないでしょうか。

ただし、テーピングは肩の痛みそのものを治す道具ではなく、あくまで投球や日常生活での負担を軽くするための補助的な使い方が中心とされています。この記事では、野球肩の原因とは何かを踏まえたうえで、テーピングの目的と限界、貼り方を考えるときの注意点について、保護者の方向けにお伝えします。

肩の痛み(五十肩・野球肩)を「動き」と「全身のつながり」で捉える当院の視点

肩の痛みや動かしづらさは、肩関節や肩甲骨まわりの副運動(骨と骨の間で起こる小さな遊びの動き)が乱れ、周囲を覆うファシア(筋膜)の滑走性が低下することで、腱板や関節包に負担が集中しやすくなっている状態と考えられます。当院ではこの小さな動きのエラーに触れて変えるのではなく、反応を引き出すことを目指したアプローチを行います。

一方で、猫背や巻き肩といった姿勢の乱れは肩だけの問題にとどまらず、全身の血流やリンパの循環にも影響し、肩への負担を増やす一因になり得ると考えられています。局所の動きはFJA理論の視点で、全身の姿勢や循環は姿勢循環整体の視点で役割分担しながら整えることで、身体が本来持つ自然治癒力が発揮されやすい環境づくりをサポートしています。

なお本コンテンツは診断や治療、効果を保証するものではなく、強い痛みやしびれ、動かせないなどの症状がある場合は医療機関の受診をおすすめします。

テーピングの目的(サポート・安心感)

テーピングが担う役割は、一般に次の3つに大別されると紹介されています。

  • 外傷予防:あらかじめ関節の動きを適度に制限し、投球や守備動作での負担を和らげる目的
  • 応急処置:気になる部位を保護し、日常生活での負担を軽くする目的
  • 再発予防:一度気になった部位について、投球再開時などに補助的にサポートする目的

いずれも、肩関節の動きを適度にサポートし、安心感を持って体を動かせるようにするという位置づけで語られることが多く、テーピング自体に痛みの原因を取り除く働きがあるわけではないとされています。テープを巻くことで関節が完全に固定されるわけでもなく、あくまで動きの中でのサポート役という理解が大切です。

テーピングは治すものではないという位置づけ

ここで保護者の方に知っておいていただきたいのは、テーピングやサポーターは、野球肩そのものを治療する道具ではないという点です。テーピングを貼ることで一時的に痛みが和らいだように感じられることはあっても、それは炎症や組織の状態そのものが変化したことを意味するわけではないと考えられています。

痛みの原因になっている組織の状態(腱板や関節唇の炎症・損傷、成長期特有の骨端線=こつたんせん、骨の成長にかかわる軟骨の部分の状態など)を確認し、必要な治療方針を判断するのは、整形外科・スポーツ整形外科など医師の領域です。とくに、成長期のお子さんに多いとされる骨端線の状態は、レントゲン(X線)による左右比較での確認が診断の基本とされており、この点は医療機関でなければ判断できません。テーピングを貼って様子を見ることと、医療機関を受診して状態を確認することは、まったく別のことだとご理解いただければと思います。

一般的な貼り方の考え方

具体的な貼り方は、痛みの部位や目的によって多くのバリエーションが紹介されていますが、家庭で行う場合は次のような一般的な考え方を押さえておくと安心です。

  • 皮膚を強く引っ張りすぎない:過度な伸展は血流を妨げたり、かぶれの原因になったりすることがあるとされています
  • 関節の動きを完全に止めない範囲で貼る:必要以上に固定すると、かえって周囲の筋肉の使い方が乱れることがあると紹介されています
  • 長時間・毎日の連続使用は避ける:常時装着を続けると、皮膚トラブルに加え、周囲の筋力低下や関節の硬さにつながる可能性があるとの指摘もあります
  • 自己流の複雑な巻き方は避ける:目的に合わない貼り方は、かえって負担のかかり方を変えてしまうことがあるとされています

具体的な巻き方の手順は、テーピングメーカーの解説やスポーツ現場での指導を参考にしていただくのが安全です。迷う場合は、自己流で判断せず、指導者やトレーナー、医療機関に相談しながら進めることをおすすめします。

痛みを我慢して投げる道具にしない

保護者の方にもっとも注意していただきたいのが、テーピングを「痛みを隠して投げ続けるための道具」にしないことです。テーピングを貼ると安心感から痛みを感じにくくなることがありますが、これは組織の状態が良くなったからではなく、感覚が紛れているだけの場合もあると考えられています。

痛みをかばいながら投球を続けると、フォームが崩れ、かえって肩や肘など他の部位への負担が増えてしまうことも指摘されています。「テーピングをしているから大丈夫」と考えて投球数や練習量を増やしてしまうことは避け、痛みのサインそのものに向き合う姿勢を大切にしていただければと思います。テーピングと合わせて、サポーターの役割と使い方の注意点も知っておくと、補助具全般への向き合い方が整理しやすくなります。

受診を優先に

投球のたびに痛みが出る、安静にしていても痛む、肩の動きが明らかに悪くなっている、といった様子が見られる場合は、テーピングでの様子見を続けるのではなく、早めに整形外科(できればスポーツ整形外科)を受診していただくことをおすすめします。診断や画像検査、治療方針の判断は医師の領域であり、家庭でのテーピングやセルフケアだけで完結できるものではありません。

医療機関を受診したうえで、日常生活での過ごし方や、体づくりの進め方について具体的な見通しを知りたい場合は、段階的な回復についての考え方もあわせてご覧いただくと、今後の見通しを立てやすくなります。

一宮整骨院〜Seri〜の「KIRIN整体」という考え方

テーピングはあくまで一時的な補助であり、当院では、痛む肩だけを診るのではなく、なぜそこに負担が集まったのかを全身から探すという考え方を大切にしています。これを「KIRIN整体」と呼び、次の4つの視点と医療機関との併用でサポートしています。なお、野球肩の診断や治療は整形外科など医師の領域であり、当院がこれを治療するものではありません。

関節と筋膜を整える

肩関節の動きと、体を包む筋膜(体を包む薄い膜のようなもの)のなめらかな滑りはセットで働いています。投球の繰り返しで生じるこわばりを整え、肩本来の動きを引き出すサポートを目指します。

神経の通り道を整える

神経が周囲の組織にひっかかり巡りが落ちると、しびれや痛みにつながると考えられています。神経の滑り道をゆるめる視点からサポートします。

姿勢と全身のつながり(肩甲骨・体幹・下半身)を整える

投球は、下半身から体幹、肩甲骨、肩、肘へと力が連鎖する全身運動です。肩だけでなく、肩甲骨の動き・体幹・股関節など全身のつながりから整え、肩への負担が偏りにくい体づくりをサポートします。

呼吸と巡りを整える

浅い呼吸や巡りの滞りは、回復力を下げてしまうことがあります。横隔膜(呼吸を助ける、肋骨の下の筋肉)や呼吸、血流を整え、疲れが抜けやすい体の土台づくりをサポートします。

医療機関との併用

野球肩の診断・画像検査・治療は整形外科(医師)の領域です。当院ではまず医療機関で状態を確認していただいたうえで、日々のケアと体づくりをサポートする併用のスタンスを大切にしています。

まとめ

テーピングは、野球肩そのものを治す道具ではなく、外傷予防・応急処置・再発予防を目的とした補助的なサポートと位置づけられています。痛みを我慢して投げ続けるための道具にせず、投球のたびに痛みが出る、安静時にも痛むといったサインが見られる場合は、早めに整形外科を受診することが大切です。

お子さんの肩の痛みが気になるときは、まず整形外科などの医療機関にご相談ください。そのうえで、体づくりのサポートをお考えでしたら、一宮市周辺で野球肩のお子さんの体づくりについて、一宮整骨院〜Seri〜にお気軽にご相談ください。

一宮整骨院〜Seri〜

所在地: 愛知県一宮市(苅安賀駅 徒歩8分)

電話: 058-652-4101

ご予約: https://ichinomiyaseitaiin.com/contact

一宮整骨院〜Seri〜の施術について

一宮整骨院〜Seri〜は、KIRIN整体グループ共通の施術教育に基づき、2つのアプローチを組み合わせて施術を行っています。

  • FJA理論(筋膜・関節アプローチ):痛みの出ている部分の関節に起きている「動きの小さなエラー」と、筋肉・筋膜の滑らかさ(滑走性)に着目し、局所の動きを整えるアプローチです。
  • 姿勢循環整体:体を一つのつながりとして捉え、姿勢と血流などの「循環」を整えることで、体が本来持っている回復に向かう力を引き出すことを目指す全身のアプローチです。

「痛い場所」への局所的な施術と、その背景にある姿勢や全身のバランスへの施術を組み合わせ、お一人おひとりの状態に合わせて行うのが当院の特徴です。

一宮整骨院〜Seri〜(愛知県一宮市・苅安賀駅 徒歩8分)では、肩の痛みでお悩みの方のご相談を受け付けています。「この痛みはどうしたらいいの?」という段階のご質問でも構いません。

三ツ村 崚聖

この記事の執筆・監修

三ツ村 崚聖(みつむら りょうせい)

KIRIN整体グループ 代表|きりん接骨院 名駅院 院長

柔道整復師(国家資格)|FJA東海地区講師|臨床歴20年以上・延べ11万回以上

姿勢循環整体・自律神経整体を軸に、検査で異常が出ない不調や成長期のスポーツ障害に向き合う。

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よくある質問(FAQ)

Q. 野球肩にテーピングは効果がありますか?

A. テーピングは、肩の動きを補助したり、動かしすぎを防いだりする目的で使われます。痛みの原因を治すものではなく、あくまで補助です。貼っているから無理をしてよいわけではないため、痛みが強い時は投球を控えましょう。

Q. 野球肩のテーピングはどんな点に注意すればいいですか?

A. 皮膚のかぶれや、きつく巻きすぎによるしびれ・血行不良に注意してください。かゆみや赤み、指先のしびれ、強い痛みが出た場合はすぐにはがします。初めて使う時や不安がある時は、専門家に貼り方を確認してもらうと安心です。

Q. 野球肩のテーピングは自分で貼れますか?整骨院で教えてもらえますか?

A. 自分で貼るのは難しいため、最初は貼り方を教えてもらうのがおすすめです。当院は柔道整復師であり、医師ではないため診断はできませんが、肩の状態を確認したうえで貼り方や剥がし方をお伝えします。痛みが強い場合は整形外科の受診も検討してください。

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