「一宮整骨院~Seri~」で痛みや不調を根本改善

投球のあと、お子さんが「肩が痛い」「なんとなく重だるい」と口にすると、まず家庭でできることとして頭に浮かぶのが「冷やした方がいいのだろうか」という疑問ではないでしょうか。アイシング(患部を冷やすこと)は、運動後のケアとして広く知られていますが、いつ・どのくらい行えばよいのか、逆に温めた方がよい場合はあるのか、正確に把握している保護者の方は意外と少ないものです。

この記事では、野球肩の原因とは何かを踏まえたうえで、アイシングが向く場面と基本的なやり方の目安、温めるケアとの使い分け、やりすぎに注意したい点、そして専門家に相談すべきタイミングについて、保護者の方向けに整理してご紹介します。なお、野球肩そのものの診断や治療は整形外科など医師の領域であり、この記事はご家庭での一般的なケアの考え方をお伝えするものです。

肩の痛み(五十肩・野球肩)を「動き」と「全身のつながり」で捉える当院の視点

肩の痛みや動かしづらさは、肩関節や肩甲骨まわりの副運動(骨と骨の間で起こる小さな遊びの動き)が乱れ、周囲を覆うファシア(筋膜)の滑走性が低下することで、腱板や関節包に負担が集中しやすくなっている状態と考えられます。当院ではこの小さな動きのエラーに触れて変えるのではなく、反応を引き出すことを目指したアプローチを行います。

一方で、猫背や巻き肩といった姿勢の乱れは肩だけの問題にとどまらず、全身の血流やリンパの循環にも影響し、肩への負担を増やす一因になり得ると考えられています。局所の動きはFJA理論の視点で、全身の姿勢や循環は姿勢循環整体の視点で役割分担しながら整えることで、身体が本来持つ自然治癒力が発揮されやすい環境づくりをサポートしています。

なお本コンテンツは診断や治療、効果を保証するものではなく、強い痛みやしびれ、動かせないなどの症状がある場合は医療機関の受診をおすすめします。

冷やすのが向く場面(炎症・投球後)

投球後に肩がじんわり熱を持っている、腫れぼったい感じがある、痛みが強く出ているといったときは、炎症に対する一般的な運動後のケアとして、患部を冷やすことが広く紹介されています。特に、たくさん投げた日や、いつもより肩の違和感が強い日は、練習・試合の直後に冷やしておくことが習慣として勧められることが多いようです。

一方で、野球肩の痛みにはいくつかの種類があるとされており、痛みが出る場面や性質によって体の状態は異なると考えられています。「投球後は冷やせば安心」という単純な話ではなく、あくまで運動後の一般的なセルフケアの一つとして位置づけ、痛みの経過はよく観察しておくことが大切です。

アイシングの基本的なやり方・時間の目安

アイシングの基本的な方法として一般に紹介されているのは、氷のうや保冷剤をタオルなどで包み、患部に直接肌が触れないようにして当てる方法です。冷やす時間は、1回あたり15〜20分程度を目安とする紹介が多く見られますが、お子さんの感じ方には個人差があるため、「冷たすぎて痛い」「感覚が鈍くなってきた」と感じたら、時間内でも中止することが望ましいとされています。

冷やしたあとに肌が赤くなったり、感覚が戻りにくかったりする場合は、一度中止して様子を見ることが勧められます。保冷剤を凍らせすぎている、当てる時間が長すぎるといったケースでは、凍傷のような肌トラブルにつながることもあるとされていますので、「冷やせば冷やすほどよい」という考え方ではないことを、まず知っておいていただきたいポイントです。

温めるとの使い分け

冷やすケアとあわせて話題になるのが、お風呂などで肩まわりを温めるケアとの使い分けです。一般的には、投球直後で熱感や腫れがある急性期は冷やす、普段の練習がない日や、こわばりが気になるときは入浴などで温めて血行を促すという使い分けが紹介されることが多いようです。

ただし、今の痛みが「冷やすべき状態」なのか「温めてよい状態」なのかを見極めるのは、実際にはご家庭だけでは判断が難しい場合もあります。痛みが続いている、強くなっているといったときは、自己判断で温冷どちらかを続けるのではなく、早めに医療機関に相談していただくのが安心です。

やりすぎ注意

アイシングは手軽にできるケアである分、「痛いときはとにかく冷やして投げ続ける」という使い方をしてしまうご家庭も見られます。しかし、アイシングはあくまで運動後の一般的なセルフケアであり、痛みの原因そのものに働きかけるものではないとされています。冷やすことで一時的に痛みが感じにくくなっても、無理をして投球を続けることは、肩への負担を積み重ねてしまう可能性があると考えられています。

また、成長期のお子さんの場合、骨端線(成長軟骨)の状態が関係する場合もあり、これは整形外科でのレントゲン検査などによる確認が必要とされる領域です。「冷やしているから大丈夫」と自己判断で投球を続けるのではなく、野球肩の治し方の基本的な考え方もあわせて確認しながら、無理をさせない環境づくりを意識していただければと思います。

迷ったら専門家へ

次のようなサインがあるときは、アイシングなどのセルフケアだけで様子を見続けるのではなく、整形外科(できればスポーツ整形外科)への受診を検討していただくことが勧められています。

  • 投球のたびに毎回痛みが出る、痛みが徐々に強くなっている
  • 安静にしているときにも痛みがある
  • 肩の可動域が狭くなっている、腕が上がりにくい
  • 数日休んでも痛みが引かない、繰り返しぶり返す
  • 痛みをかばうことでフォームが崩れている

こうしたサインが見られる場合、ご家庭でのアイシングや様子見だけで対応を続けることはおすすめできません。まずは医療機関で状態を確認していただくことが安心につながります。

一宮整骨院〜Seri〜の「KIRIN整体」という考え方

アイシングなどのご家庭でのケアも大切ですが、当院では、痛む肩だけを診るのではなく、なぜそこに負担が集まったのかを全身から探すという考え方を大切にしています。これを「KIRIN整体」と呼び、次の4つの視点と医療機関との併用でサポートしています。なお、野球肩の診断や治療は整形外科など医師の領域であり、当院がこれを治療するものではありません。

関節と筋膜を整える

肩関節の動きと、体を包む筋膜(体を包む薄い膜のようなもの)のなめらかな滑りはセットで働いています。投球の繰り返しで生じるこわばりを整え、肩本来の動きを引き出すサポートを目指します。

神経の通り道を整える

神経が周囲の組織にひっかかり巡りが落ちると、しびれや痛みにつながると考えられています。神経の滑り道をゆるめる視点からサポートします。

姿勢と全身のつながり(肩甲骨・体幹・下半身)を整える

投球は、下半身から体幹、肩甲骨、肩、肘へと力が連鎖する全身運動です。肩だけでなく、肩甲骨の動き・体幹・股関節など全身のつながりから整え、肩への負担が偏りにくい体づくりをサポートします。

呼吸と巡りを整える

浅い呼吸や巡りの滞りは、回復力を下げてしまうことがあります。横隔膜(呼吸を助ける、肋骨の下の筋肉)や呼吸、血流を整え、疲れが抜けやすい体の土台づくりをサポートします。

医療機関との併用

野球肩の診断・画像検査・治療は整形外科(医師)の領域です。当院ではまず医療機関で状態を確認していただいたうえで、日々のケアと体づくりをサポートする併用のスタンスを大切にしています。

まとめ

アイシングは、投球後の炎症や熱感に対する一般的なセルフケアとして広く紹介されていますが、時間ややり方には目安があり、冷やしていれば安心というものではありません。痛みが繰り返す、安静時にも痛みがあるといったサインが見られる場合は、セルフケアだけで様子を見続けず、早めに医療機関を受診することが大切です。

お子さんの肩の痛みが気になるときは、まず整形外科などの医療機関にご相談ください。そのうえで、体づくりのサポートをお考えでしたら、一宮市周辺で野球肩のお子さんの体づくりについて、一宮整骨院〜Seri〜にお気軽にご相談ください。

一宮整骨院〜Seri〜

所在地: 愛知県一宮市(苅安賀駅 徒歩8分)

電話: 058-652-4101

ご予約: https://ichinomiyaseitaiin.com/contact

一宮整骨院〜Seri〜の施術について

一宮整骨院〜Seri〜は、KIRIN整体グループ共通の施術教育に基づき、2つのアプローチを組み合わせて施術を行っています。

  • FJA理論(筋膜・関節アプローチ):痛みの出ている部分の関節に起きている「動きの小さなエラー」と、筋肉・筋膜の滑らかさ(滑走性)に着目し、局所の動きを整えるアプローチです。
  • 姿勢循環整体:体を一つのつながりとして捉え、姿勢と血流などの「循環」を整えることで、体が本来持っている回復に向かう力を引き出すことを目指す全身のアプローチです。

「痛い場所」への局所的な施術と、その背景にある姿勢や全身のバランスへの施術を組み合わせ、お一人おひとりの状態に合わせて行うのが当院の特徴です。

一宮整骨院〜Seri〜(愛知県一宮市・苅安賀駅 徒歩8分)では、肩の痛みでお悩みの方のご相談を受け付けています。「この痛みはどうしたらいいの?」という段階のご質問でも構いません。

三ツ村 崚聖

この記事の執筆・監修

三ツ村 崚聖(みつむら りょうせい)

KIRIN整体グループ 代表|きりん接骨院 名駅院 院長

柔道整復師(国家資格)|FJA東海地区講師|臨床歴20年以上・延べ11万回以上

姿勢循環整体・自律神経整体を軸に、検査で異常が出ない不調や成長期のスポーツ障害に向き合う。

詳しいプロフィール →

よくある質問(FAQ)

Q. 野球肩は投げた後に冷やしたほうがいいですか?

A. 投球後に肩が熱っぽい、ズキズキするといった時は、短時間冷やすと楽になることがあります。一方で、痛みがない時に長く冷やす習慣をつけなくてもよい場合があります。状態を見て判断し、迷う場合は相談してください。

Q. アイシングのやり方と時間の目安を教えてください。

A. 氷を袋に入れてタオルで包み、肩に直接当てずに15分程度を目安にします。皮膚が赤くなりすぎたり感覚が鈍くなったりしたら中止してください。冷やしても痛みが強まる場合は、整形外科への受診を検討してください。

Q. 冷やしても痛みが引かない時は、整骨院で診断してもらえますか?

A. 当院は柔道整復師であり、医師ではないため診断はできません。強い痛みや腫れがある、腕が動かせないといった場合は整形外科を受診してください。当院では状態を確認し、肩まわりのケアや日常での過ごし方をご相談いただけます。

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