「一宮整骨院~Seri~」で痛みや不調を根本改善

テニス肘(上腕骨外側上顆炎)と診断された、あるいは肘の外側の痛みでセルフケアを始めた方から「どのくらい安静にすればいいのか」「いつ治るのか」という質問をよく受けます。結論からいうと、テニス肘の経過には個人差が大きく、「◯週間で治る」「◯か月で完治する」といった断定的な数字をお伝えすることはできません。この記事では、一般的にいわれている経過のイメージと、回復までの期間に影響する要因、焦らずケアを続けるための考え方を整理します。

肘の痛み(テニス肘・ゴルフ肘・野球肘)を「動き」と「全身のつながり」で捉える視点

肘の痛みは、肘まわりの筋肉や腱の付着部(外側にも内側にも起こり得ます)への負担が積み重なって生じる「動きの小さなエラー」として捉えられます。前腕から手首・肘にかけての筋膜(ファシア)の滑走性が低下し、肘や手首の関節の副運動(小さな遊びの動き)が乏しくなることで、同じ部位に負荷が繰り返しかかりやすくなると考えられています。当院ではそこに触れて変えるのではなく、体本来の反応を引き出すことを目指した施術を行います。

また肩甲骨の位置や姿勢の崩れがあると腕全体の使い方が変わり、そのしわ寄せが肘に集中しやすくなるとされています。局所へのアプローチに加え、姿勢や血流・リンパの循環など全身のつながりから体を整える視点を組み合わせ、局所は構造と動きの理解、全身は循環という役割分担で自然治癒力が働きやすい環境づくりをサポートすることを目指しています。

なお本セクションは診断や治療、効果を保証するものではなく、強い痛みやしびれがある場合は医療機関の受診をおすすめします。

テニス肘の回復には個人差が大きい

テニス肘は、前腕の伸筋群(特に短橈側手根伸筋)の付着部に、使いすぎによる負担が積み重なって生じると一般に説明されています。負担のかかり方や期間、日常での肘の使い方、年齢や体質などによって状態はさまざまで、同じ「テニス肘」という診断名でも回復のペースは人それぞれです。そのため、ネット上で見かける「安静期間の目安」も、あくまで一般的な傾向を示すものであり、すべての人に当てはまるわけではないことを前提に読んでいただきたいと思います。

一般的にいわれている経過のイメージ

医療機関では、多くの場合、安静や負担軽減、装具、消炎鎮痛薬、理学療法などの保存的な対応から始まり、経過をみながら必要に応じて注射などが検討されるとされています。保存的な対応で軽快に向かうケースが多いともいわれますが、これも数週間で落ち着く方もいれば、数か月単位で付き合っていく方もいるというのが実際のところです。痛みが軽くなったように感じても、同じ動作を繰り返せばぶり返すこともあるため、「痛みが引いた=終わり」と単純に区切れない点も、期間を断定しにくい理由のひとつです。

回復までの期間に影響しやすい要因

  • 原因動作を続けているかどうか: テニスのプレー、パソコン作業、家事などで肘に負担をかける動作を続けたままだと、回復のペースに影響しやすいと考えられています。
  • セルフケアの継続: アイシングや温め、ストレッチ、サポーターの活用など、日常でのケアを続けられているかどうかも経過に関わってくるといわれます。具体的なやり方はテニス肘の対処法の記事も参考にしてください。
  • 症状の程度と期間: 痛みが軽度で早い段階からケアを始めた場合と、我慢して長期間放置してしまった場合とでは、経過のイメージも変わってきます。
  • 年齢・体質・生活背景: 一般的に、腱の状態や日常生活での肘の使用頻度も、経過に影響する要因として挙げられます。

「安静」の考え方

「安静」といっても、腕を全く動かさないという意味ではありません。痛みを強く誘発する動作(雑巾を強く絞る、重い物を片手で持ち上げる、ラケットを強く握るなど)を控えめにしつつ、日常生活に必要な範囲の動きは保つ、というバランスが大切だと一般にいわれています。痛みが強い急性期を過ぎて落ち着いてきた段階では、前腕や握力の筋力づくりを少しずつ取り入れることが再発予防の考え方として紹介されることもあります。この点はテニス肘の筋トレと再発予防の記事で詳しく触れていますので、あわせてご覧ください。

期間よりも「経過を見ながら調整する」姿勢を

「いつ治るか」という期間だけにとらわれてしまうと、思うように回復が進まないときに焦りや不安が強くなりがちです。テニス肘のセルフケアで大切なのは、決まった期間を目指すことよりも、日々の痛みの変化を見ながら、負担のかけ方やケアの内容を都度調整していく姿勢だと考えられます。痛みが強くなる、しびれを伴う、安静にしていても軽くならない、といった場合は自己判断を続けず、早めに整形外科など医療機関を受診することをおすすめします。診断や治療方針の判断は医師の領域であり、整骨院での施術やセルフケアはあくまで日常の負担軽減やケアのサポートという位置づけになります。

肘の痛みとKIRIN整体(当院のケアの考え方)

一宮整骨院〜Seri〜では「KIRIN整体」という考え方に基づき、体の状態を確認しながらコンディショニングを行っています。肘の痛みに対しても、次の4つの視点から状態を確認します。

  • ①関節と筋膜を整える:肘や前腕まわりの関節の動き、筋膜の状態を確認します。
  • ②神経の通り道を整える:腕から手にかけての神経の通り道に負担がかかっていないかを確認します。
  • ③姿勢と全身のつながりを整える:肩や体幹の姿勢が腕の使い方に影響していないかを見直します。
  • ④呼吸と巡りを整える:呼吸のしやすさや全身の巡りにも目を向け、体全体のバランスを確認します。

これらは体の状態を確認しながらケアの方向性を考える視点であり、テニス肘・ゴルフ肘(肘の痛み)そのものを治す・治療するものではありません。

まとめ

テニス肘の安静期間・回復までの目安は、原因動作の継続状況やセルフケアの内容、症状の程度によって大きく異なり、断定的な期間をお伝えすることはできません。焦って期間を区切るよりも、痛みの変化を見ながら負担のかけ方とケアを調整し、気になる症状が続く場合は医療機関に相談することが大切です。テニス肘そのものの原因や症状について改めて確認したい方は、テニス肘とは?原因・症状をわかりやすく解説の記事もご参照ください。

一宮市でテニス肘・ゴルフ肘(肘の痛み)のご相談は一宮整骨院〜Seri〜へ。名鉄尾西線・苅安賀駅 徒歩8分。お電話(058-652-4101)またはご予約フォーム(/contact)から。

一宮整骨院〜Seri〜の施術について

一宮整骨院〜Seri〜は、KIRIN整体グループ共通の施術教育に基づき、2つのアプローチを組み合わせて施術を行っています。

  • FJA理論(筋膜・関節アプローチ):痛みの出ている部分の関節に起きている「動きの小さなエラー」と、筋肉・筋膜の滑らかさ(滑走性)に着目し、局所の動きを整えるアプローチです。
  • 姿勢循環整体:体を一つのつながりとして捉え、姿勢と血流などの「循環」を整えることで、体が本来持っている回復に向かう力を引き出すことを目指す全身のアプローチです。

「痛い場所」への局所的な施術と、その背景にある姿勢や全身のバランスへの施術を組み合わせ、お一人おひとりの状態に合わせて行うのが当院の特徴です。

一宮整骨院〜Seri〜(愛知県一宮市・苅安賀駅 徒歩8分)では、肘の痛みでお悩みの方のご相談を受け付けています。「この痛みはどうしたらいいの?」という段階のご質問でも構いません。

三ツ村 崚聖

この記事の執筆・監修

三ツ村 崚聖(みつむら りょうせい)

KIRIN整体グループ 代表|きりん接骨院 名駅院 院長

柔道整復師(国家資格)|FJA東海地区講師|臨床歴20年以上・延べ11万回以上

姿勢循環整体・自律神経整体を軸に、検査で異常が出ない不調や成長期のスポーツ障害に向き合う。

詳しいプロフィール →

「一宮整骨院~Seri~」で痛みや不調を根本改善 PAGETOP