「一宮整骨院~Seri~」で痛みや不調を根本改善

「うちの子、野球肘かもしれないと思って病院でレントゲンを撮ってもらったのに、『骨に異常はありません』と言われた。でも本人は『まだ肘が痛い、伸びにくい』と言っている……」野球をしているお子さんを持つ保護者の方から、このようなお声を耳にすることがあります。

検査結果と本人の訴えにズレがあると、次に何をすればいいのか分からず、不安になってしまいますよね。「気のせいなのかな」「サボりたいだけなのかな」と、お子さん自身も、見守るご家族も、モヤモヤを抱えたままになってしまうことも少なくないようです。今回は、レントゲンという検査で分かることと分かりにくいこと、そして痛みが残っているときに考えられる選択肢について、柔道整復師の視点からお伝えします。

「レントゲンで異常なし」と言われても痛みが続く理由

レントゲン検査で「骨に異常なし」という結果が出ることは、決して珍しいことではないと考えられています。成長期のお子さんの肘は、骨の成長と、そこに付着する筋肉や腱(けん、筋肉を骨に結びつける組織)、靭帯(じんたい、骨と骨をつなぎとめる組織)の発達のバランスが崩れやすい時期にあると言われており、痛みの原因が骨そのものではなく、骨の周りを支えている軟らかい組織側に生じている場合もあるためです。

そのため、レントゲンで骨の形や大きな変化が見当たらなくても、投球時や肘を伸ばしたときの痛み、違和感が続くことは十分にあり得ます。「異常なし」という言葉は、「今回撮影した範囲・条件では骨に大きな変化が確認できなかった」という意味合いであり、痛みの原因がまったくないと断定するものではない、と捉えておくと、次にすべきことが見えやすくなるかもしれません。

レントゲンで分かること、分かりにくいこと

レントゲンはX線を使って体を透過させ、骨の状態を映し出す検査です。骨折や骨の変形、成長期特有の骨の一部が剥がれるような変化(剥離骨折)などを確認するのに向いていると言われています。硬い組織である骨は、レントゲンにはっきり写りやすいためです。

一方で、筋肉、腱、靭帯、軟骨といった軟部組織(骨以外のやわらかい組織)は、レントゲンには写りにくい、あるいはほとんど写らないことが知られています。野球肘は、投球動作の繰り返しによって肘の内側や外側にある靭帯・腱・軟骨に負担が蓄積して起こることが多いとされているため、レントゲンだけでは痛みの背景にある変化まで捉えきれない場合があると考えられています。

写りやすいもの・写りにくいものの例

一般的に、骨の変形や骨折、骨の一部の剥離といった「硬い組織の変化」はレントゲンで確認しやすいとされる一方、筋肉や腱の炎症、靭帯の緩み、軟骨のすり減りといった「軟らかい組織の変化」は、レントゲンだけでは判断が難しいとされています。お子さんの痛みの訴えが、こうした軟部組織側にある可能性も念頭に置いておくとよいかもしれません。

痛みの原因を探るエコーやMRIという選択肢

骨以外の組織の状態をより詳しく確認する方法として、エコー検査(超音波検査)やMRI検査があります。エコーは超音波を使い、筋肉や腱の動き、炎症の様子などをその場でリアルタイムに確認しやすい検査だと言われています。MRIは磁気を利用した検査で、軟骨や靭帯、骨の内部の細かい状態まで映し出せる場合があるとされています。

「レントゲンでは異常なしだったけれど、痛みが続いている」というときには、こうした検査で初めて分かることもあるようです。特に、肘の内側や外側の一部が引っかかるような感覚がある、肘が完全に伸びきらないといった症状が続く場合は、エコーやMRIによる確認が選択肢に上がることがあります。気になる痛みが長引く場合は、これらの検査を受けられるかどうか、一度確認してみるとよいかもしれません。

画像検査や診断は医師(整形外科)の領域です

ここで大切にお伝えしておきたいのは、エコーやMRIといった画像検査の実施、その結果をもとにした診断、そして手術が必要かどうかの判断は、医師(整形外科)の領域だということです。接骨院や柔道整復師は、レントゲンやMRIを撮影したり、「〇〇症です」といった病名を診断したりすることはできません。

「骨に何か異常があるかもしれない」「痛みが長引いている」「肘に引っかかる感じがある」といった心配がある場合は、まず整形外科を受診し、必要な検査を受けていただくことをおすすめします。検査の結果、経過観察でよいとされた場合や、生活面でのケアを勧められた場合には、日常の中でどう付き合っていくかを考える段階に入ります。

接骨院でできること

整形外科での検査を経て「経過を見ましょう」となった場合や、検査に大きな異常はないけれど痛みや動かしにくさが残っている場合には、接骨院でのサポートも選択肢のひとつになり得ると考えられています。

具体的には、肘の可動域(動く範囲)の確認、投球フォームや体全体の使い方の癖の見立て、肘まわりの筋肉や腱への負担を和らげるためのケアなど、日々の練習や生活との付き合い方を一緒に考えていくことができます。レントゲンには写らない筋肉の張りや動きのクセに目を向けることで、痛みが出にくい体の使い方を探っていくお手伝いができるかもしれません。

「病院で異常なしと言われたから、あとは様子を見るしかない」と一人で抱え込んでしまう前に、体の使い方や日々のケアからアプローチする方法も残っていることを、知っていただければと思います。

体の使い方のクセや投球フォームとの関わりについては、野球肘とはどのような状態かを整理した記事もあわせてご覧いただくと理解が深まるかもしれません。

一宮整骨院〜Seri〜の「KIRIN整体」という考え方

一宮整骨院〜Seri〜では、痛む肘だけを診るのではなく、なぜそこに負担と滞りが集まったのかを全身から探す「KIRIN整体」という考え方を大切にしています。

関節と筋膜を整える

肘は「関節そのものの動き」と「筋膜(体を包む膜)のなめらかな滑り」がセットになって働いています。動きのわずかなエラーや筋膜の滑りの低下を整えることで、本来の肘の動きを引き出すサポートを目指します。

神経の通り道を整える

神経が周囲の組織にひっかかり、血の巡りが落ちてしまうと、しびれや痛みにつながると考えられています。神経がスムーズに動ける「滑り道」をゆるめるような視点でのサポートを行います。

姿勢と全身のつながりを整える

投球は、下半身から体幹、肩甲骨、腕、そして肘へと力が伝わる一連の動きです。肘だけに負担が集まる背景には、肩甲骨や股関節の硬さ、体の使い方のクセが隠れていることも少なくありません。肘だけでなく、全身のつながりから投球フォームと体のバランスを整えていくサポートを行います。

呼吸と巡りを整える

浅い呼吸や体の巡りの滞りは、体の回復力を下げてしまうと考えられています。横隔膜の動きや呼吸、血流、自律神経(体を緊張とリラックスに切り替える仕組み)のバランスを整えることで、痛みが出にくく回復しやすい体の土台づくりを目指します。これはあくまで呼吸や巡りを整えるコンディショニングであり、内臓の疾患そのものを治療するものではありません。

医療機関との併用

診断や画像検査、手術の判断は整形外科(医師)の領域です。まずは医療機関で今の状態を確認していただき、日々のセルフケアや体づくりの部分を当院がサポートするという、併用の形を大切にしています。

まとめ

レントゲンで「異常なし」と言われても、それは骨に大きな変化が見当たらないという意味であり、筋肉や腱、靭帯といった部分に負担がかかっている可能性は残っています。気になる痛みが続く場合は、まず整形外科でエコーやMRIなどの検査を受けていただき、そのうえで日常のケアや体の使い方についてご相談いただくことをおすすめします。

お子さんの肘の痛みが「レントゲンでは異常なし」と言われた後も続いている場合、投球フォームや体の使い方を見直すお手伝いができるかもしれません。一宮市周辺で野球肘にお悩みでしたら、一宮整骨院〜Seri〜(愛知県一宮市・名鉄尾西線 苅安賀駅)にご相談ください。

ご予約・お問い合わせ

電話:058-652-4101

予約ページ:https://ichinomiyaseitaiin.com/contact

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